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中学3年の3月、高校受験を終えたクラスメートが学校に持ってきたギターマガジンを一緒に読み、なんとなく自分もギターをやってみたいと思う。
高校入学後、フェルナンデスのZO-3を購入するも、ほどなく挫折。あまりに右も左もわからない上、今思えば、弦高が高く、テンションがキツかった気がする。
しかし、負けず嫌いの性分ゆえ、もう一度トライしてみようと、大宮のギター教室に通い始める。それに合わせてヤマハのエレキギターを購入。
ギター教室の発表会で初めて人前でギターを披露。演目はディープパープルのスモークオンザウォーター。ドキドキしていたのか、あの歴史的リフを超高速で弾いてしまう。これが「ハシる」というやつか。
高2の秋、ある女子校の文化祭に遊びに行ったら、教室で軽音部がライブをやっていて、えらく感動、大学に入ったらぜったい軽音サークルに入ろうと思う。
クラスにサザンオールスターズの大ファンがいて、彼が作ってくれた編集テープを聴いてるうちに、青学にはベターデイズというサークルがあり、サザンはそこの出身だということを知る。時を同じくして、ギター教室の先生が学生時代ベターデイズに所属していたことを知り、そんなこんなで自分も青学のベターデイズに入りたいと思い始め、志望校を決めた。
なんとか補欠で青山学院大学に入学し、サークル勧誘の日、ベターデイズを探して歩きまわるも、まったく出会えず。あとで分かったことだが、ベターデイズは非公認サークルのため部室がなかった。日も暮れかけた頃、厚木キャンパスの噴水のところにグレッチのギターを持った、70年代風の古着を着た人が立っていて、あの人はベターデイズに違いないと声をかけてみたら、サウンドプロジェクトというサークルの人だった。

つづく

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